遅くなりましたが、明けましておめでとうございます。年が明け、1月の三連休も終わったところで、本格的に電験三種の勉強をスタートさせる人も多いのではないでしょうか。
さて、電験三種の勉強をスタートさせる初学者の人に多いのが「理論の勉強でつまづきました。」という悩み。
もともと理系でない人の場合、理論でつまづいて先に進めない、電気工事士を持っている人でも、電気工事士とのレベルの差に圧倒されてしまう、という人が多いのです。
今日は、そんな方に向けて、理論でつまづいたときにどうすれば良いか、ということについてお話しします。
とっても簡単な電気理論の本を読んでみる
あんまり、参考書を買いまくることはおすすめしていないぽよ電ですが。
の記事でも紹介させてもらった、高校の参考書を1冊ご紹介します。
高校生向けの参考書ですが、大学受験向けではなく、中学生でも理解できそうなくらい簡単な表現で、電気理論の基本を教えてくれています。正確には電磁気なので、電磁気がわからない人にもおすすめです。磁束とかワケわからん!って思っている人にもおすすめですね。
この、とっても簡単な電気理論の本を読んでから、理論の参考書をやると、理解度が全く異なると思います。私は、どちらかというと理論はスラスラできたタイプです。その理由は、物理の基礎をやっていたから。
私は物理の基礎を高校生のときに身につけましたが、これから電験三種を学習する人、理系でない人、物理アレルギーレベルで理科が苦手な人は、物理の基礎がありませんよね。それを身に付けるために、電気理論の基本を勉強してみましょう。
アマゾンのレビューをみてもらうと、評判がわかりますし、書店で手にとってみても、その易しさが分かると思います。
このときに注意したいこととして、電気理論の基本を第二種電気工事士の参考書でやってしまうこと。第二種電気工事士の参考書における電気理論は、あまり詳しくないものが多いです。電気理論の基礎というよりは、二種電工に受かるための上辺だけのような電気理論しかやりませんので、高校の参考書を使ってくださいね。
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数学は、数学だけで勉強し続けるのではなく、並行してやり続ける
さて、理論の参考書を読んでみて、全くわけがわからないのは、理科の知識がないからでしょうか。
どちらかというと、数学ができないから、計算ができないから、式が理解できないから、というケースのほうが多いと思います。
電験三種についての記事を読むと、まず数学からやりなさい、という情報をよく耳にしますね。私も、それには大賛成です。
しかし、数学の勉強をやっていると、それだけをやっていると、どうしても焦りが出てしまいます。
電験三種の勉強をしているのに、電験三種の勉強をしていない感覚になる…。
そして、勉強が嫌になってしまう。
そうなるくらいなら、1日15分から30分程度は数学の勉強をして、そのほかは電気の勉強をしてもいいと思います。
もちろん、理想は数学の勉強をしっかりすることですが、焦って勉強をする気をなくすくらいなら、数学だけに時間を使う必要はありません。
といっても、計算ができなければ、後々困ることになります。まずは、中学生が高校受験をする際に使う参考書、薄めのものでもいいので、一冊やってみましょう。
それが終わったら、電験三種の数学と、電気理論を並行して勉強してみてもいいでしょう。
もちろん、理想は数学を終わらせてからの理論です。しかし、数学ばかりやるのが嫌になりそうなら、中学校の復習だけやってから、電験三種の数学を並行してやりつつ、電気理論に入ってもいいでしょう。
理科が得意ではない人は、基礎固めからはじめましょう(^^)/
理系でない方は、基礎固めをやってから、電験の勉強を始めましょう。
参考書選びには、この記事を参考にしてみてくださいね。
勉強を始めたら知っておいてほしいこと
電験三種の勉強の目的は、「60点でいいから合格すること」。そのために必要なことは、過去問題を完璧に全て解けるようになることでも、参考書を隅から隅まで勉強することでもありません。
目標は、4科目全て、6割解けるようになることです。
そのためには、参考書を読みまくるだけではいけません。手を動かして問題を解きましょう。過去問題の丸暗記でもいけません。類似問題になっても解けるようになってください。
さあ、問題を解けるための学習をして、電験三種の合格を勝ち取りましょう!
勉強方法については、これからどんどん伝えていきたいと思います。ぜひ、参考にしてくださいね。また、質問も受け付けていますので、ぜひコメント欄にどんどん書いていってくださいね(^^♪
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