電験や電工の勉強をしているみなさん。
一生懸命参考書にとりくんでいても、問題を解くとなぜか解けない!という壁にぶつかっていませんか。
今回の記事では、電験や電工の勉強は知識をインプットし、それをアウトプットする作業の繰り返しがほとんどですよ、という話をしたいと思います。
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インプット・アウトプットの繰り返しなワケ
高校数学や電験を勉強しているときに強く感じたことは、
知識のインプット・アウトプットを繰り返して初めて問題を解けるということ。
社会科とは違い、暗記だけでは問題を解けるようにはなりません。
また、国語のように文章から考える、というだけでもありません。
理科系の科目の基本は、「法則・定理を学ぶ」「必要な公式を覚える」
(これがインプット)をした後
「問題で知識を使う」(これがアウトプット)が大切です。
なぜ?を追い求めすぎない
小学生の頃に習った「1+1=2」や中学で習う「-1×(-1)=1」は
数学を専門的に学べば証明することができます。
しかし、多くの方は「1+1=2」であることはおはじきで学ぶし、
「-1×(-1)=1」は法則として覚えてしまうでしょう。
特に注目していただきたいのは後者です。
塾講師をしていたときに、中学生ぐらいの数学のできない子に
それまでの学習範囲では証明できないことについて
「なぜ?なぜ?」と言って勉強が進まない子。
これでは非常に効率が悪くなります。
電験や電工の学習をしていると、「なぜ」を理解しておかなければいけない内容と
「とりあえず」覚えておけばよい内容がありました。
きっと、理系の方はその仕分けが上手く、文系の方や理数がまったくできない方は
その仕分けが下手なのでしょう。
中学や高校の理数科目でも同じ。
そして、「とりあえず」でもいいから覚えた知識を使って問題を解く
というアウトプットの作業をしていかないと、いつまで経っても点数は伸びないし、
志望校や資格試験への合格もしません。
まとめ
・「知識を使う」ことを問われるので、知識とインプットとアウトプットが大切
・とりあえず覚えることは覚えて先に進もう
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