機械が難しい……という壁を突破できたときのはなし

電験三種の「機械」科目は合格率から見ても、内容から見ても、

4科目の中で1番難しいと言えます。

機械の仕組みの意味が分からない、パワーエレクトロニクスなんて、見ても理解できない、

範囲が広すぎてわけがわからない、他の科目は科目合格もしているけれど、諦めてしまおうか。

と思えてしまうぐらい難しく感じました。

今日は、そのような絶望的な気分から立ち上がった話を

少しだけしようと思います。

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あ、意外といける、と思ったきっかけ

テキストを読んでも理解できない。

機器のイメージがわかない、というのが

非常にネックで先に進まない日々が続きました。

しかし、過去問題集を確認すると、

計算問題のパターンがつかめたら解けるじゃん!

ということが判明しました。

また、論述の問題でも、出題される所はそんなに大きく異ならないため、

過去問で分からないところを、テキストで復習する

という勉強スタイルに切り替えました。

あ、そしたら意外と点数が取れる!と思いました。

ある程度は素直に覚えてしまう

パワーエレクトロニクスで出題されるサイリスタやダイオードの波形、

電気機器で出題される等価回路、

電気化学の化学式など、

理解しようと思えば(つきつめれば)理屈があることも、

ある程度は暗記してしまう方が良いです。

その暗記した知識を使って問題を解く、というイメージを持つ方が

受験対策としては非常に有効です。

理解したいのならば、専門書を買ってイチから学習したほうが良い。

そのような印象を持ちました。

別に研究や学問をしたいわけではありませんから、

ある程度はあきらめて暗記をしてしまうのが良いと感じました。

7割の範囲だけ完璧に仕上げる

試験は60点で合格できる、機械にいたってはここ数年55点で合格できる試験です。

ですから、膨大な分野の学習を完璧に仕上げる必要は全く無いのです。

だいたい7割程度の分野を完璧に問題を解けるように仕上げ、

残りの分野についてはサラッとテキストを読んでおく程度でよいでしょう。

目標は70点、そう考えれば勉強の負担はとても減りますし、

精神的にも楽になりました。

以上が、最難関の機械科目を学習する上で、

精神的に楽になった考え方です。

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