当ブログでは、電験三種の勉強方法を中心にお話してきましたが、今回は、電験三種の試験制度、申し込みから受験票が届くまでをお話します。
電験三種の試験とは……?
電験三種こと第三種電気主任技術者は、毎年1回だけ実施される国家資格の試験です。
経済産業大臣より委託を受けている、電気技術者試験センターというところが実施しています。
ちなみに、電気技術者試験センターは、電気工事士試験も実施しています。
受験資格は、ありません。フリーです。電気の素人でも、70代や80代の高齢者の方でも、大学にいってなくても、職歴がなくても、誰でも受験できます。
年齢制限も、学歴制限も、実務経験も必要ありません。
まずは、申し込みの存在を思い出して!受験の決意を!
電験三種の申し込みは、毎年5月の中旬から6月の上旬です。
この時期の申し込みを逃すと、受験できず、また来年まで待たないといけないので、注意してくださいね。
申込日の正確な日程は、年度によって異なりますので、要チェックです。
試験の申込方法は、アナログな方法でもデジタルな方法でもOK
電気技術者試験センターのホームページから、オンラインで申し込みをする方法と、郵便局から試験用受験申込書で申し込む方法があります。
前者は4,850円、後者は5,200円です。オンラインから申し込みほうが、お得ですね。
ちなみに、手数料は自己負担なので、各種支払い手数料が追加されます。
支払い方法は、郵便局で申し込んだときは郵便局での払い込みになりますが、オンラインでは、銀行振込、クレジットカード、コンビニ支払いなどから選択することが可能です。
団体受験も可能
インターネットからの申し込みでは、団体申し込みと、個人申し込みができます。ただし、団体申し込みをしたからといって、受験番号が前後になったり、会場が同じであったりという保証はありません。
私は、団体申し込みにしても、試験会場がバラバラでしたよ。
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試験会場は?
試験会場は、全国にありますが、各都道府県にあるわけではありません。中にはお隣の県にいかないといけない地域もあります。
だいたい、毎年30か所以上(試験地)で実施されているようです。
東京や大阪などは、1つの試験地に対して、2~3個の会場があるというケースもあります。
受験票は8月中旬に届く
受験票が届く時期は、毎年8月ごろです。受験案内に記載されている期日までに届かない場合には、試験センターに問い合わせをしましょう。
発送日に届くわけではありませんので、発送日に届かない!という心配は必要ないですよ。
私のときは、だいたい発送日から3日程度かかっていました。一斉に発送しているわけじゃないのかな…?
試験科目と出題範囲は?
勉強方法について散々話している当ブログですが、ここで試験内容についてお話しておきます。
申し込みをしたら、あとは勉強するだけだ!
オフィシャルに発表あれている試験内容は、次の通りです。
理論
電気理論、電子理論、電気計測及び電子計測に関するもの。
電力
発電所、変電所の設計及び運転、送電線路、配電線路(屋内配線含む)の設計及び運用、並びに電気材料に関するもの。
機械
自動制御、メカトロニクス、並びに電力システムに関する情報伝達、処理に関するもの。
法規
電気法規(保安に関するものに限る。)及び電気施設管理に関するもの。
各科目から何が出題されるのか、どうやって勉強すれば良いのかは、こちらの記事を参考にしてくださいね。
出題形式は?
出題は、五者択一のマークシートです。A問題とB問題があり、A問題は1問につき答えが1個で、B問題は、1問に対して(a)と(b)があり、法規以外は配点も倍になります。
(つまり、1個マークシートを塗りつぶしたら5点)
法規は、少し特殊で、6~7点の配点です。このあたりは、過去問題を見ればわかるので、勉強をはじめたらすぐに確認しましょう!
まとめ
サクっと簡単に、試験の申込方法や概要についてまとめてみました。
詳しい体験談が聞きたい方は、コメントください(^^)/
随時追加していきますね。
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