電験三種に独学で挑戦!おすすめの参考書とその使い方!(2017年12月更新)

電験三種は、範囲が広いことや、専門性が高い内容が出題されてしまうため難しい…。

巷には参考書が溢れていて、どんな参考書を選べは良いのか分からない!と悩んでいる方も多いのではないでしょうか。

 

今回の記事では、参考書を3つのパターンの分類して紹介していきます。

すでに参考書ジプシーになっているアナタは「これ以上参考書増やしたくないんだけど……」と思うかもしれません

しかし、今は使っていない参考書を再活用することができるようになるかもしれませんよ!

参考書は「活用型」「辞書型」「問題集型」の3つを用意して!

参考書は、「活用型」「辞書型」「問題集型」の3つを用意しましょう。

電験三種の受験のためにお金をかけるべきところは、高額な通学や通信教育ではなく、参考書です。

通学をしても、通信教育を受けても、結局勉強するのは自分自身ですから。

暗記だけでは対応できない電験三種を攻略するためには、参考書にお金をかけてください。

お金が無いって?それなら、法規以外は最新の問題集をそろえる必要はありません。

理論、電力、機械、は古本屋やオークションで入手しても良いでしょう。

 

早速本題へ。

私は、参考書は大きく次の3つに分けて考えています。

「活用型」基礎を学習する際に1番よく活用する参考書

「辞書型」活用型よりも詳しい参考書

「問題集型」過去問題ではない問題集です。

「活用型」「辞書型」「問題集型」の3つの使い方

まず、「活用型」の参考書を使って、勉強をします。

次に、「問題集型」で問題を解きます。

問題を解いていて活用型の参考書で理解できないところがあれば、「辞書型」参考書で調べましょう。

 

理論から学習を始める方が多いと思いますので、理論で具体的な使い方を説明します。

「活用型」参考書で、まずは1章の静電気とコンデンサについて勉強をします。

公式を暗記し、簡単な例題を解いてみましょう(多くの問題集には例題があります)

次に、静電気とコンデンサで勉強した公式や考え方を忘れないうちに、「問題集型」の問題集で、同じ分野の問題を解いてください。

電顕三種にはまれに専門性の高い問題が出題されます。問題集型の問題で過去問題が採用されている場合、1割ほどは「活用型」参考書には登場しない内容が出てくることがあります。

というか、絶対にあります。ひどい年度のときは2割ぐらいかも。

そこで「辞書型」の出番です。基本は活用型で勉強をしますが、辞書型の参考書があると非常に便利です。

「活用型」におすすめの参考書はこれだ!

活用型の参考書に必要なのは、「簡単でわかりやすく、深い内容が記載されていないこと」です。

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活用型の参考書は、デザインがやわらかく、取り掛かりやすそうなものを選ぶとよいでしょう。

不足してしまう知識は「辞書型」で補いますから、やる気の出るものを選ぶのが1番です。

よくわかるシリーズ

こちらの参考書は、とても分かりやすく簡潔に解説をしている参考書です。

例題も良問が多く、活用型としてはベストです。

理論 電力
機械 法規

電験三種完全攻略または電験三種合格ガイド

こちらの参考書は、4科目が1冊にまとまっています。

もちろん、これだけでは知識が不足してしまう部分もありますが、60点を目指すだけならば十分です。

辞書型の参考書を購入することを考えれば、1冊で済むので良いでしょう。

ただし、法規については他の物もそろえておくと良いでしょう。

 電験三種完全攻略  電験三種合格ガイド

「辞書型」におすすめの参考書はこれだ!

辞書型の参考書にお必要なのは、「情報量が多く、活用型では暗記した内容の根拠が書かれていること」です。

活用型の参考書でなぜ?どうして?と思ったことや専門性の高い問題を解決するために使うので、取り掛かりやすいビジュアルや、説明である必要はありません。

分厚くてずっしりした参考書が良いですね。

完全マスター

完全マスターは電験2種を受ける人が使っていることもあるといわれている良書です。

理論 電力
機械 法規

これだけシリーズ

「これだけ」って……多すぎだよぉ……ってつっこみたくなる参考書。

しかし、良書ですし愛用者も多いですよ。試験会場でもいっぱい見ました。

ちなみに、必要ないじゃないかなーと思う内容も記載されているのでこっちに分類しています。

こちらも辞書型として活用するのがいいですね。

理論 電力
機械 法規

ちなみに、こちらの本は電子書籍化もされているので、重たい本を持ち歩きたくない人におすすめです。

「問題集型」におすすめの参考書はこれだ!

問題集型は、過去問題集である必要はありません。

各分野の問題がわかりやすく掲載されているのが理想です。

電験三種 徹底演習

私はこの本で勉強しましたよ。

電験三種はとにかく演習量が必要なので、徹底的にこの1冊を解きましょう!

結構濃い問題を選んであるので、私としては非常に力がついたと思います。

特に理論と機械はこの本での学習が必須だったなと思います。やってなければ落ちてた。

理論 電力
機械 法規

テーマ別問題集

過去問題15年分を分野・テーマ別に編集した参考書です。

問題の量も編集方法も非常に優秀!

ただし、少し解説の方法が難しいかなぁ…。

どうしても解説がわからない場合はネットで別解を探してもいいかもしれない。

でも、非常に優秀な問題集です。

ちなみに私は先ほどの徹底演習で勉強しましたが、もしも今もう一度受けるとすれば、この問題集は絶対買います!

分野・テーマ別なのに、最新の問題が解ける、最強の過去問題集なんじゃないだろうか……

理論 電力
機械 法規

毎年の定番!過去問題集

こちらは定番の参考書ですよねぇ…。

余裕があったら持っててもいいかもしれない。

私は左側のオーム社さんのを持っていますが、基本はテーマ別に分類された問題集を使用していました!(徹底演習)

お金が心配…って?

これだけの本を購入した場合、お金が心配ですよね。

電験三種の参考書は、1冊3000円程度します。

よって、予算は3000円×4科目×3種類=36000円も必要です。

しかし、電験三種のスクールや通信教育は何十万とするものもあります。

高額な教材を使おうが、独学だろうが、合格地点まで自分を高める努力をするのは自分自身。

スクールで高い教材費を払うよりも、自分で勉強できるように参考書をそろえる方がコスパが良い。

書籍であるなら、マンガでわかる電気みたいなものを入門書として使ってみてもいいと思います。

参考書には惜しみなくお金をかけてください!

それでも、ど~しても!どうしてもお金がない場合

どうしてもお金がない場合は、「活用型」+「問題集型」は必須なので、まずはこちらを購入してください。

そのあと、必要に応じて「辞書型」参考書を購入する。

次の組み合わせで購入してはどうでしょうか…?

また、はじめに手を付ける科目は「理論」である場合が多いはず。

理論だけなら3000円×1科目×2冊=6000円ですよ。

スクールや通信教育のように1度にお金を出す必要はありませんから、参考書はお財布と相談してゆっくりそろえましょう。

まとめ

「活用型」で勉強して「問題集型」で問題を解いて、「辞書型」は補足として持っておくとよいですね。

電験三種の学習で、高額な教材や学校にお金を払う必要はありませんが、参考書には惜しみなくお金を使いましょう。

頑張って勉強しましょうね!

ちなみに私は…

私は、活用型に電験三種合格ガイド、問題集型に徹底演習、辞書型に完全マスターを使って、機械だけはその他色々揃えて勉強しました。

機械は予備知識が無いと理解できないことがいっぱいあったので。

その辺りはまた別の記事で詳しくお話ししていきますね。

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